スポーツ 2020.12.16
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都大路へ 「調子上がっている」 駅伝女子初出場の安城学園高

手を合わせて「A」マークをつくり意気込みを表す大会登録選手たち=安城市の安城学園高グラウンドで
安城学園高グラウンド(安城市城南町)であった15日朝の練習は、それぞれの課題に取り組んだ。外部コーチの米津倍之さん(77)は「腕の振りがよくなった」などと声を掛けた。
2年磯部さん(16)は「全国レベルの選手と一緒になった時、どんな走りができるのか楽しみ」と本番を待つ。京都のアップダウンの多いコースを念頭に、坂道での練習を強化してきた。2年竹田さん(16)は「皆の走りを信頼している。緊張せず、下りでのって行きたい」と言う。
2年小山さん(17)は、「腕をまっすぐ後ろに引いて走れるようになった」と手応えを感じている。石田桂監督(43)が「率先して良い雰囲気をつくってくれる」と評価する2年杉浦さん(17)も「皆と一緒だから心配や不安はない」ときっぱり。2年渡辺さん(17)は「米津先生から『周りを納得させる練習をしろ』と言ってもらい、頑張ってきた」と自信をのぞかせた。
今年は新型コロナウイルスの影響でコース試走ができないため、18日に車で回る。3年永谷主将(18)は「テレビで見ていた京都の街を走れると思うと、わくわくする。一人ずつが精いっぱいの力を出しきりたい」と張り切った。
大会は各校8選手を登録し、当日はその中から5選手が走る。(四方さつき)
(2020年12月16日 中日朝刊西三河版より)