全国大会出場を決めた美濃加茂高校の女子駅伝部と男子バスケットボール部の選手たちが１日、美濃加茂市中央体育館プラザちゅうたいを訪れ、伊藤誠一市長に活躍を誓った。

　女子駅伝部は先月１５日に開かれた県大会で、全５区間で区間賞を獲得する圧倒的な走りで優勝。京都市で今月２０日に開かれる全国高校駅伝（都大路）への初出場を決めた。

　男子バスケ部は先月３日の県大会決勝戦を制し、今月２３日に東京で開幕する全国高校選手権大会への切符を獲得。２年ぶり１０回目の出場で、初戦は佐賀東高（佐賀県）と対戦する。

　プラザちゅうたいでは、女子駅伝部主将で３年の杉山さんが「県大会の優勝は、試合に出られなかった部員も含め９人全員で闘った結果。全国では今よりレベルアップし、堂々と走りたい」と決意。男子バスケ部主将で３年の板倉さんは「昨年の県大会決勝は１点差で負け、悔しい思いをしたのでリベンジを果たせてよかった。全国の舞台で飛躍したい」と誓った。

　伊藤市長は「皆さんの活躍は新型コロナウイルスで疲弊した地域を元気づけてくれる」と述べた。（渡辺大地）

（2020年12月3日　中日新聞朝刊可茂版より）