お知らせ 2020.11.30
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詐欺をブロック!啓発動画 桜花学園高と昭和署 コラボ

ニセ電話詐欺の被害防止を訴える「SDGs伝導師ノア」(右)と桜花学園高校放送部の部員
動画では、ノアが同校に赴き、放送部員とニセ電話詐欺の手口や被害に遭わないためのポイントを解説。「キャッシュカードを渡さないで」と訴えた。その後、バスケ部の部員がシュートをブロックする様子とともに「特殊詐欺をブロック」と呼び掛けた。
25日に同校であったお披露目式で、杉山定義署長が「多くの人の目に留まる動画ができた。きっと、抑止につながるはず」とあいさつ。両部を代表してバスケ部3年の御宿(みしゅく)さん(18)と、放送部2年の島田さん(17)が「身近にいる高齢者が詐欺の被害に遭わないよう情報発信をしていきたい」と誓った。
放送部2年の福永さん(17)の自宅には、2年ほど前に息子を名乗る男から金を無心する電話がかかってきたという。電話に出た祖母が声に違和感を持ち、詐欺に気付いたため被害には遭わなかった。福永さんは「ユーチューブなら若い人がよく見るので、ぜひ家族と詐欺について話すきっかけにして被害を防いでもらえたら」と語った。
(2020年11月30日 中日新聞朝刊市民総合版より)