お知らせ 2020.10.22
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バングラの子支援 活動紹介 岐阜の富田高で 卒業生鵜飼さん
バングラデシュで貧困に苦しむ子どもたちを支援する市民団体「ボンドゥ孤児院プロジェクト」(本部・岐阜市)が21日、岐阜市の富田高校で現地の様子や団体の役割を語った。
団体は首都ダッカの南東にあるフェヌアで孤児院を運営。男児20人が暮らし、牛の飼育や農業を手伝いながら勉学に励んでいる。
この日は、同校の卒業生で同志社大(京都市)の団体支部に所属する文学部4年の鵜飼成美さん(22)が母校を訪問。他の学生3人もオンラインで加わった。
学生らは、国際科の生徒27人に、カレーなど現地の料理を学食で販売しながら資金調達する活動を紹介。写真や動画を使って、朝早くから牛の世話をしながら深夜まで勉強する子どもたちの生活や新型コロナウイルスの影響で現地への渡航が中断されていることも説明した。
学生らは「子どもたちが未来に希望を見いだせるようにしたい」と強調。鵜飼さんは生徒に「海外に行ったら興味を持ったことに一歩踏み込んで考えると違った見方ができるようになる」とアドバイスした。
同校3年の女子生徒(17)は「先輩の話を聞いて、これから自分に何ができるか考えてみたい」と話した。(藤原啓嗣)
(2020年10月22日 中日新聞朝刊岐阜近郊総合版より)
団体は首都ダッカの南東にあるフェヌアで孤児院を運営。男児20人が暮らし、牛の飼育や農業を手伝いながら勉学に励んでいる。
この日は、同校の卒業生で同志社大(京都市)の団体支部に所属する文学部4年の鵜飼成美さん(22)が母校を訪問。他の学生3人もオンラインで加わった。
学生らは、国際科の生徒27人に、カレーなど現地の料理を学食で販売しながら資金調達する活動を紹介。写真や動画を使って、朝早くから牛の世話をしながら深夜まで勉強する子どもたちの生活や新型コロナウイルスの影響で現地への渡航が中断されていることも説明した。
学生らは「子どもたちが未来に希望を見いだせるようにしたい」と強調。鵜飼さんは生徒に「海外に行ったら興味を持ったことに一歩踏み込んで考えると違った見方ができるようになる」とアドバイスした。
同校3年の女子生徒(17)は「先輩の話を聞いて、これから自分に何ができるか考えてみたい」と話した。(藤原啓嗣)
(2020年10月22日 中日新聞朝刊岐阜近郊総合版より)