お知らせ 2020.09.30
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マスクもエコバッグも買える! 高校生 自販機手作り
■東海学園 文化祭で商品完売
新型コロナウイルスの感染拡大でマスクが必需品となる中、東海学園高(天白区中平)の文化部に所属する生徒らがマスクやエコバッグの自動販売機を製作した。9日の同校の文化祭では、手作りのマスク30個、エコバッグ50個を販売し、完売した。今後、開かれる中学生向けの学校説明会で自販機を展示し、取り組みを紹介する。(清水大輔)
「コロナ禍でマスクが必要とされる中、自分たちにできることはないか」と同校2年で美術部の生徒(17)=天白区=が7月、他の部に協力を呼び掛けた。自販機は美術部と漫画部、メカトロ部、家庭科部の計50人の生徒が約2カ月かけて完成させた。段ボール製で高さ160センチ、横50センチの大作だ。
美術部と漫画部がコロナ収束へ願いを込めて外面に疫病よけの妖怪「アマビエ」をカラフルに描いた。
プログラミングを担当したのはメカトロ部。投入口に赤、黄、青、いずれかの色のブロックを入れると、その色をセンサーが検知し、色に応じた商品が落ちてくるように設定した。
家庭科部はマスクとエコバッグを作った。ミシンを使った経験がなかった部員もおり、ミシンの使い方を学ぶところから始まった。試作を重ね、マスクには抗菌・消臭機能を備えたメッシュ素材を選んだ。マスクは1個100円、エコバッグは1個300円とした。
家庭科部の2年女子生徒(16)=東海市=は「自分たちで作ったものを多くの人が手に取ってくれてうれしい」と喜び、メカトロ部の2年男子生徒(16)=緑区=は「自分たちの力で作り上げたことに達成感がある」と語った。
学校説明会は10月31日、11月14、28日。見学は1週間前までに学校ホームページからの予約が必要。商品は販売しない。
(2020年9月30日 中日新聞朝刊市民版より)
新型コロナウイルスの感染拡大でマスクが必需品となる中、東海学園高(天白区中平)の文化部に所属する生徒らがマスクやエコバッグの自動販売機を製作した。9日の同校の文化祭では、手作りのマスク30個、エコバッグ50個を販売し、完売した。今後、開かれる中学生向けの学校説明会で自販機を展示し、取り組みを紹介する。(清水大輔)
「コロナ禍でマスクが必要とされる中、自分たちにできることはないか」と同校2年で美術部の生徒(17)=天白区=が7月、他の部に協力を呼び掛けた。自販機は美術部と漫画部、メカトロ部、家庭科部の計50人の生徒が約2カ月かけて完成させた。段ボール製で高さ160センチ、横50センチの大作だ。
美術部と漫画部がコロナ収束へ願いを込めて外面に疫病よけの妖怪「アマビエ」をカラフルに描いた。
プログラミングを担当したのはメカトロ部。投入口に赤、黄、青、いずれかの色のブロックを入れると、その色をセンサーが検知し、色に応じた商品が落ちてくるように設定した。
家庭科部はマスクとエコバッグを作った。ミシンを使った経験がなかった部員もおり、ミシンの使い方を学ぶところから始まった。試作を重ね、マスクには抗菌・消臭機能を備えたメッシュ素材を選んだ。マスクは1個100円、エコバッグは1個300円とした。
家庭科部の2年女子生徒(16)=東海市=は「自分たちで作ったものを多くの人が手に取ってくれてうれしい」と喜び、メカトロ部の2年男子生徒(16)=緑区=は「自分たちの力で作り上げたことに達成感がある」と語った。
学校説明会は10月31日、11月14、28日。見学は1週間前までに学校ホームページからの予約が必要。商品は販売しない。
(2020年9月30日 中日新聞朝刊市民版より)