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お知らせ 2020.09.26

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安城学園高等学校

テーマは新型コロナ 総合学習の中間発表 安城学園高

これまでの学習について発表する生徒ら=安城市の安城学園高で

これまでの学習について発表する生徒ら=安城市の安城学園高で

 安城市の安城学園高校で18日、新型コロナウイルスをテーマにした総合的な学習「未来対話(フューチャーセッション)」の中間発表会があった。

 授業でこの学習を選択する61人は、自身の関心事とコロナを結び付けて調べる過程で分かったことや、今後の学習課題などを報告した。

 生徒が自主的に取り組む授業で、コロナと「自粛」「医療」「生活の変化」「心理学」などのテーマを設定。

 愛知学泉大や愛知教育大の教員、地元の防災団体やまちづくり会社の代表、老舗旅館のおかみらをゲストアドバイザーとして招いて成果を発表した。

 コロナと「ゲーム×うつ病」について調べる男子生徒は「ソーシャルディスタンス(社会的距離)と言われるが、物理的だけでなく心的距離を考えていくことも重要」と発言。「コミュニケーション」をテーマに選んだ女子生徒は、マスク着用が当たり前になる中、身ぶり手ぶりのほかメールや電話などの手段も活用して意思を伝え合う必要性を訴えた。

 大学教員らは「興味を抱いたきっかけがよく分かった」「今後も新たな生活が続くなかで、自分たちにできることが何かを考えてほしい」とアドバイスした。

 11月27日に最終発表会を開く予定。

(2020年9月26日 中日新聞朝刊西三河総合版より)

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