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お知らせ 2020.07.16

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岡崎学園高等学校

名監督の川口さん 女子駅伝部顧問に 岡崎学園高で

岡崎学園高女子駅伝部の顧問に就任した川口さん(右)と横井監督=岡崎市本宿町の人間環境大岡崎キャンパスで

岡崎学園高女子駅伝部の顧問に就任した川口さん(右)と横井監督=岡崎市本宿町の人間環境大岡崎キャンパスで

中京大中京高校(名古屋市)駅伝部を何度も都大路に導いた名監督、川口孝志郎さん(65)が6月から、岡崎学園高(岡崎市稲熊町三)女子駅伝部の顧問に就任した。川口さんは15日、岡崎市本宿町の人間環境大岡崎キャンパスで記者会見に臨み「38年間培った指導スキルをしっかり生徒らに伝えていきたい」と意気込んだ。

 川口さんは中京大中京高駅伝部で25年間、監督を務めた。全国高校駅伝には男子を11回、女子を5回出場させた実績を持つ。その後、中京大で13年間指導した。現役時代は、1983年の陸上世界選手権にマラソンで出場した。

 今年3月に中京大を定年退職。教え子で、岡崎学園高女子駅伝部の横井貴徳監督(43)から声が掛かり、川口さんは「まだやれることはある」と応じた。

 川口さんは6月から週4日間、生徒らの指導に当たっている。1カ月間で生徒らは自信を付けてきており、練習に取り組む態度にも変化が表れているという。川口さんは「練習メニューをこなすことができたら褒める-の繰り返し。笑顔が絶えない練習風景になっている」と話す。

 岡崎学園高女子駅伝部は2008年創部。15年に全国高校駅伝に初めて出場した。現在1~3年の9人が所属している。

 岡崎学園高を運営する学校法人「河原学園」の河原成紀理事長(49)は、この日の会見で「岡崎学園を都大路の常連校にしてほしい。さらに優勝が目指せるチームにしてほしい」と、川口さんへの期待を示した。

(2020年7月16日 中日新聞朝刊東三河総合版より)

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