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お知らせ 2019.12.21

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高山西高等学校

ビッグネームと言葉の戦い 高山西高・英語ディベート部 全国大会へ準備着々

インターネット通話を使って練習試合をする生徒ら=高山市下林町の高山西高で

インターネット通話を使って練習試合をする生徒ら=高山市下林町の高山西高で

 高山市下林町の高山西高校の英語ディベート部が、25、26日に群馬県で開かれる全国高校生英語ディベート大会に出場する。

 メンバーは2年の小川さん(17)、田口さん(17)、下屋さん(17)、高島さん(17)の4人。6月から練習を始め、討論に磨きをかけてきた。大会前には、インターネット通話「スカイプ」を利用して他県の高校と練習試合をすることも多く、これまでに19校と対戦。小川さんは「自分では主張したつもりでも、相手に伝わっていないこともある。聞いてもらえる方法も考えないと」と話す。

 今年の議題は「日本国は、残業も含めた週あたりの最長平均労働時間をEUにならい48時間に制限すべきである。是か非か」。

下屋さんは「働き方改革は今進んでいる途中。効果が出ていないから、立証するデータを集めにくい」と言いながらも、相手の反論を想定して緻密に証拠を集めてきた。小川さんは「ここに時間をかけた」と自信を見せる。

 大会には、昨年優勝した茨城県の竹園高など強豪が勢ぞろい。小川さんは「ビッグネームと対戦したい。自分の実力で本気の試合をしたい」と大舞台に胸を高鳴らせた。(加藤佑紀乃)

(2019年12月21日 中日新聞朝刊飛騨総合版より)

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