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お知らせ 2019.12.04

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光ケ丘女子高等学校

米に響け 光ケ丘女子の調べ 世界的吹奏楽祭典 19日に出演

練習を重ねる吹奏楽部員たち=岡崎市大西町の光ケ丘女子高で

練習を重ねる吹奏楽部員たち=岡崎市大西町の光ケ丘女子高で

 岡崎市の光ケ丘女子高校の吹奏楽部が18~21日に米国中西部のシカゴで開かれる世界的な吹奏楽の祭典「ミッドウエスト・クリニック」に出演する。出演に向け、丁寧な練習を重ねている。(細谷真里)

 ミッドウエスト・クリニックは今年で73回目を迎えるイベント。世界30カ国から名だたる作曲家や指揮者をはじめ、有力な吹奏楽団が集う。昨年冬に日本の選考委員会から光ケ丘女子高に連絡が来た時は「本当にびっくりした」と部長(18)は振り返る。日本から高校の吹奏楽部が参加するのは通算7校目。「一生に一度あるかないかの機会」と吹奏楽部OGで顧問の鶴田咲子教諭も意気込む。

 光ケ丘女子高が演奏する時間は19日の「プライムタイム」。注目される団体が演奏する時間だ。演奏するのは計9曲。カワセミの神秘的な様子や躍動感のある様子が表現された「翡翠(かわせみ)」は、同高を含め国内9団体で2007年に世界的な作曲家ジョン・マッキーに依頼して作られた、思い入れのある曲。また、管弦楽曲「Fujisan」の吹奏楽版を、米国の世界的トランペット奏者ライアン・アンソニーとともに初めて演奏もする。

 「合奏はもちろん、個人レッスンも徹底しているので、どの楽器の演奏も光る緻密さが私たちの演奏の持ち味」と語る部長。「日本代表としてのプレッシャーもありますが、参加する部員109人で力を合わせて、光ケ丘らしい繊細な演奏ができたら」と意気込みを見せる。

 期間中はイベント内のコンサート鑑賞をはじめ、現地の高校と交流したりもする予定という。

(2019年12月4日 中日新聞朝刊西三河版より)

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