スポーツ 2019.11.13
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県綱引連盟が指導 誠信高で体験講座 扶桑、生徒30人参加

1チーム8人制の綱引きに挑戦する生徒ら=扶桑町斎藤の誠信高で
同校スポーツコースで学ぶ2年生の男女約30人が受講した。生徒らは体育祭で綱引きを経験しているが、競技ルールを習うのは初めて。長さ約35メートル、太さ約10~12.5センチの綱を使い、連盟関係者7人が握り方や足の踏ん張り方を指導した。
司会を務めた東京都綱引連盟の審判員、武内(ぶない)昭さん(60)は「綱引きは背筋で引っ張るイメージ。後ろに下がっていくスポーツはなかなかない。時間制限もないので耐える競技でもある」と説明し、国体経験者らが見本を見せた。
生徒らも8人ずつ4チームに分かれて早速体験。体を45度ほど傾け、顔を天井に向けて力を合わせた。「運動をやっている皆さんなので、のみ込みが早い」と連盟スタッフは教えがいありの表情だった。
野球部の部員(17)は「綱引きは腕より足に力がいると分かった。続けたら体幹の筋肉が鍛えられそう」と話していた。
(2019年11月13日 中日新聞朝刊近郊総合版より)