松阪市久保町の三重高校ダンス部が、１５日に福岡県であった「全日本高校チームダンス選手権大会」の大編成部門で３位入賞した。大会出場は２０１７年からで、上位入賞は初めて。

　大会は全国の高校ダンス部顧問らでつくる「全日本高校ダンス連盟」が主催。審査はプロのダンサーやダンス経験のある教員だけで行い、よりダンスの技術が求められるため「ダンス部の甲子園」とも呼ばれる。

　三重高は２、３年生３０人で出場。７月に愛知県安城市であった予選で準優勝し、今大会へ進んだ。全国の舞台でキレとスピードのあるロックダンスを披露し、各地の２７校と競って３位をつかんだ。

　２年の部長（１６）は「優勝を狙っていたので悔しい思いはあるが、３年生と出られる最後の大会で入賞できたことはうれしい。これからも私たちらしい踊りをしていきたい」と話していた。優勝は群馬県の県立安中総合学園高校。２位は愛知県の私立桜丘高校だった。（清水悠莉子）

（2019年9月18日　中日新聞朝刊三重総合版より）

•