お知らせ 2019.08.31
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非常用備蓄食品どうぞ 児童養護施設に高田学苑が贈る

白い小箱(非常用備蓄食品)を寄贈した高田学苑の生徒ら=津市役所で
非常時のためにまず備蓄をし、使わなかったものは有効活用する「白い小箱運動」(一般社団法人日本非常食推進機構)の一環。生徒らは、入学時に簡易トイレや缶パンなどが入った白い小箱を1人1箱ずつ購入し、倉庫に保管される。卒業時に未使用で食品の期限が残っている白い小箱は、自宅に持ち帰るか地域に贈るか選べる。今年は高田高、高田短大、高田中の卒業生から178個が市へ贈られた。
高田高で防災の推進活動をする委員会の会長、男子生徒(17)は「高校生という立場で社会貢献ができるのはとても光栄なこと。今回の経験も生徒に伝えて防災意識を高めていきたい」と話した。(杉山果奈美)
(2019年8月31日 中日新聞朝刊中勢版より)