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お知らせ 2026.10.23

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杜若高等学校

豊田・杜若高生 養蚕の伝統伝える 繭をビヨ~ン 園児ら歓声

まゆぷろの生徒に教わりながら繭を引っ張って絹糸にする園児たち=豊明市の沓掛けやき保育園で

まゆぷろの生徒に教わりながら繭を引っ張って絹糸にする園児たち=豊明市の沓掛けやき保育園で

■豊明・沓掛けやき保育園 絹糸づくり体験

 豊田市で盛んだった養蚕に取り組む杜若高校(同市)の自主サークル「まゆぷろ」の生徒16人が16日、豊明市沓掛町の沓掛けやき保育園を訪れ、カイコについて学ぶワークショップを開いた。同園の年長児20人が参加し、繭を引っ張ってより合わせ、絹糸にする作業を体験。園児たちは生徒と交流しながら、楽しく養蚕について学んでいた。(宮下爽)

 「まゆぷろ」はかつて地域で盛んだった養蚕の伝統をつないでいこうと数年前に発足し、毎年秋に養蚕に取り組んでいる。育てた繭は「誰でも手に取れるシルク商品」をコンセプトにミサンガをつくって、同校近くの豊田市民芸館で販売。県内の保育園でワークショップを開くなど、カイコの文化や歴史を発信する活動にも力を入れる。

 同園では、卒園児の保護者を通じて活動を知り、2024年から交流を開始。小さな命に触れて毎日お世話をすることの大切さや命を育む喜びを感じてもらおうと、毎年、年長児が1人1匹のカイコを育てている。今年6月にも飼育した繭からキーホルダーを制作した。

 この日は初めにクワの葉を食べるカイコや、繭ができる映像をスクリーンに映して解説。園児からは「かわいい!」という声や「(カイコの成長段階を示す)何齢(れい)?」と飼育したからこその鋭い疑問も上がっていた。

 その後、お湯で柔らかくした繭を引っ張って絹糸にすることに挑戦。園児たちは協力しながら思い思いに繭を引っ張った。うまくできると3~4メートルほど伸び、園児たちは歓声をあげて楽しんでいた。

 体験した園児は「繭がすごい柔らかかった」と笑顔。「ビヨーンってなっておもしろかった」と満足げだった。

 まゆぷろのメンバーで同校3年の生徒は「園児がすごく楽しそうで、カイコに興味を持ってくれていることが伝わってきてうれしい。豊田で紡がれてきた養蚕のまちという歴史をこれからもつないでいきたい」と話した。

(2026年10月23日 中日新聞朝刊なごや東版より)
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