お知らせ 2026.10.06
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暁高茶道部×パールズ 「静」と「動」の異種交流 どちらも「準備」が大事

パールズの選手に担ぎ上げられラインアウトを体験する茶道部員=四日市市の暁高で
きっかけは4年前。パールズの選手たちが、暁高茶道部を指導する中川宗津(そうつ)さん(66)から茶の立て方を学ぶ機会があった。再度体験したいとの選手の声を受け、中川さんがパールズに茶道部との交流を持ちかけたところ、パールズ側がラグビー体験を申し出て今回の取り組みが実現した。
この日は茶道部の1~3年生15人とパールズの選手5人が参加した。まずは選手が茶道を教わる立場に。茶室横の部屋で抹茶の立て方や飲み方を部員らに学んだ後、茶室に入り、部長の生徒が立てた抹茶を味わった。一口賞味すると「結構なお手前です」と笑顔に。慣れない長時間の正座に「足がしびれた」と苦笑いする場面もあった。
続いて屋外の芝生スペースへ移動し、指導役は選手たちに代わった。ジャージーに着替えた部員らはボールを持ちパス回しなどを体験。グラウンドにボールを投げ入れる「ラインアウト」の練習では選手2人に担ぎ上げられ、高い位置でボールをキャッチした。最後は、日ごろのトレーニングで体を鍛えた選手が繰り出すタックルを受け、全身でラグビーの魅力に触れた。
パールズの15人制主将を務める斉藤聖奈選手(34)は「部員の子たちが心を込めて準備してくれたことが伝わった。準備が大切なのはラグビーと同じだと感じた」と振り返った。茶道部の生徒は「初めてラグビーをやって最初は怖かったが良い体験になった。集団で活動する共通性があると気付いた」と笑顔を見せた。
(2026年10月6日 中日新聞朝刊北勢版より)
