お知らせ 2026.09.05
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博物館祭り復活 出会いと交流を 瑞穂通商店街と名経大高蔵高生ら企画

博物館やっとかめ祭りを企画した地元関係者ら=瑞穂区の瑞穂通商店街で
瑞穂通商店街(瑞穂区)と市博物館(同)、学生たちが企画したイベント「博物館やっとかめ祭り」が5日、博物館の前庭で始まる。同館のプレオープンに合わせ、関係者は地域のつながりや出会いを育む場所を目指す。9月から10月の週末に計6日間、テーマを変えながら、子どもから大人まで楽しめる体験型の催しを繰り広げる。(都沙羅)
市と、リトアニアの首都ビリニュス市との姉妹都市提携を受け、初回の5、6日は「リトアニアデー」として現地のお菓子や工芸品を題材に遊びながら異文化を知る機会をつくる。ほかにも射的や駄菓子販売、高校生が企画するボッチャやボーイスカウトの体験などを予定する。19、20日は「アジアデー」、10月24、25日は「ハロウィンデー」として開催する。
商店街ではこれまで、博物館とともに夏祭り「博物館茶屋」を毎年開催。だが新型コロナウイルスの流行や博物館のリニューアル工事のため、2020年から夏祭りが開かれていなかった。商店街からは「マルシェを開きたい」という意見が出ていた。
商店街は24年夏ごろから、交流サイト(SNS)で商店街で働く人や街のイベントなどを発信。すると地元の名古屋経済大高蔵高(同区)が関心を持ち、生徒たちが商店街伝統の大提灯を修復するなど地域活動に加わるようになった。
28年春にリニューアルする博物館は、今月5日から11月1日にプレオープンを迎える。博物館と商店街は、このタイミングで祭りを開くことを企画。高蔵高生をはじめ地元の大学生、ボランティアのアイデアを募り、出し物の準備を進めた。
障害福祉がテーマの名古屋大の学生団体「やっぱり、街に生きるゼミ」に所属する同大理学部2年の島尾悠寿(ゆうと)さん(20)は19日、マジックの体験ブースを出店する。「障害のある人もない人も一緒に何かを楽しみ、お互いが関わる場になれば」と期待する。
イベント名の「やっとかめ」は、長らく休館していた博物館で久しぶりに祭りを開催できる喜びを表現した。商店街でSNS発信を担う中嶋真由美さん(41)は「誰か一人がつくったイベントではなく、地域のみんなで育ててきたお祭り。訪れる人たちが出会い、交流する場にしたい」と期待する。
マルシェは各日とも午前10時から午後3時まで。
(2026年9月5日 中日新聞朝刊市民版より)
