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お知らせ 2026.03.31

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東海高等学校

伝統工芸品 世界に届け 東海高生2人 ECサイト構築へ

プロジェクトを進める伊藤さんと沢井さん=東区の東海高で

プロジェクトを進める伊藤さんと沢井さん=東区の東海高で

 東海高校(東区)の1年生2人が、瀬戸焼や常滑焼などの伝統的工芸品を世界に発信するプロジェクトを進めている。電子商取引(EC)サイトを構築し、作家の思いや作品制作の背景と合わせて商品を販売する事業。クラウドファンディング(CF)で支援を募っている。(宮下爽)

■作家の世界観、思い紹介 ブランド化図る

 取り組むのは伊藤さん(16)と沢井さん(16)。2人が交差してはじけるような新たな価値を生み出したいという思いを込め、「Spark X(クロス) Innovation」のチーム名で活動する。

 ECサイトでは、ただ商品を販売するのではなく、作家の世界観や作品に込めた物語を併せて紹介することで、一人一人の作家をブランド化しファンになってもらう。交流サイト(SNS)でテレビショッピングのように商品を紹介するライブ配信や、オークション形式での販売にも挑戦していくという。

 東海中の3年だった昨年2月ごろ、伊藤さんが学校のビジネス愛好会に入ると、先輩らが国内向けの伝統工芸品を販売するECサイトを運営していた。「世界中に知ってもらえた方が広まるのではないか」と考えた伊藤さん。昨年6月ごろに沢井さんを誘い、今回の事業について本格的に考え始めた。

 2人は学校終わりや休日に瀬戸市や常滑市を回って作家たちに直接事業を説明。既に10人ほどから協力の申し出があったという。

 伊藤さんは「日本食のように、伝統工芸品を追い求めて海外から産地に観光客が来てもらえるようになれば」と期待。沢井さんは「高校生という立場からSNSなど新しい視点を使って日本の文化を海外に広めていきたい」と話した。

■きょうまでCFで支援募る

 CFでは31日まで支援を募る。事業には東郷町の広告代理店「Mt.valley」が協力。4月からECサイトの構築に取りかかり、6月からの運営開始を見込む。

(2026年3月31日 中日新聞朝刊市民総合版より)
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