高校野球 2026.03.25
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選抜高校野球 中京大中京 粘り強さ発揮 帝京との延長制し8強入り

帝京に勝利し、アルプススタンドに駆け出す中京大中京ナイン=いずれも甲子園球場で
中京大中京は3回、荻田選手(3年)の左前適時打で先制。その後も荻田選手の2点本塁打などで4点差にリードを広げたが、5回に追いつかれた。タイブレークに入った延長10回、田中選手(同)の適時打などで一挙5点を奪い、相手を突き放した。投げては、5回途中からマウンドに上がった太田投手(同)が無失点の力投で、相手の勢いを断ち切った。
中京大中京は、前回出場した2021年に続く8強入り。次戦は大会9日目の27日、第1試合で八戸学院光星(青森)と対戦する。
■波呼び込もう 400人声からす
中京大中京のアルプススタンドでは、生徒ら約400人が声をからした。タイブレークとなった10回、流れるような攻撃で相手を突き放すと、生徒や保護者らは抱き合って喜びをあらわにした。
荻田選手の地元からは約40人の応援団が駆けつけ、荻田選手も所属した少年野球チーム「度会ビースト」のメンバーらがエールを送った。適時打や本塁打の場面ではメガホンをたたき合って一丸に。度会中1年の生徒は「翔惺くんしかできない。さすが」と目を輝かせた。
中京大中京は、やってきたことを信じれば自分たちに波を持ってくることができるとの思いを込め、「way(道)」と「believe(信じる)」を合わせた「WAYVE(ウェイブ)」をスローガンに掲げる。5回の相手の反撃や九回のピンチでは、この言葉でグラウンドの選手を後押しした。
10回の無死満塁の好機、田中選手が勝ち越しの適時打を放つと、同校野球部OBの父(51)は「よく打った。楽しんでやれていて感動する」と目を潤ませた。
続く半田選手(2年)の3点適時二塁打で点差を広げると、半田選手の父(51)は「いいところで打ってくれて良かった」、弟(11)は「普段からいっぱい練習しているのでさすが」とたたえた。(内山陽貴)
中京大中京 0011200005|9
帝京 0000400000|4
(延長10回)=10回からタイブレーク
(中)安藤、太田-津末
(帝)仁礼、岡田-鈴木
本塁打 荻田(1)(岡田5回2点)
(2026年3月25日 中日新聞朝刊県内版より)
