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お知らせ 2026.03.12

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安城学園高等学校

東日本大震災15年 後世に 希望のともしび 安城学園高生 取り組み発表

被災地への思いを込めてともされたろうそく=安城市小堤町で

被災地への思いを込めてともされたろうそく=安城市小堤町で

■被災地訪問、ひまわりプロジェクト

 東日本大震災から15年。震災直後から被災地への訪問や支援に取り組んでいる安城市小堤町の安城学園高校では5日、震災の記憶を後世につなぐためのイベントが開かれた。生徒らがキャンドルやろうそくに火を付けて黙とうし、震災の犠牲者や被災地の未来に思いをはせた。(白名正和)

 同校は、2011年8月に岩手県大船渡市を訪問して現地の祭りの手伝いをして以降、東北の訪問を続けている。18年からは、福島市のNPO法人「チームふくしま」を通してヒマワリの種を購入し、育てた花から収穫した種を再び同法人へ送って被災地の支援につなげる「福島ひまわり里親プロジェクト」にも加わっている。

 イベント「ともしびプロジェクト」は、宮城県気仙沼市の杉浦恵一さんが取り組んでおり、同校も被災地支援の一環として22年から参加している。今回は弦楽部の演奏、生徒による被災地訪問の報告、育てたヒマワリのオイルを入れて新開発した「ひまわりオイルキャンドル」の発表などがあり、1~2年の生徒ら約100人が集まった。

 同校を卒業した愛知学泉大の学生も、防災をテーマにしたオリジナルの絵本を紹介した。杉浦さん、福島県いわき市の「原子力災害考証館furusato」の館主・里見喜生さんとのオンライン交流もあった。約80本のろうそくやキャンドルを点灯し、震災が発生した午後2時46分に1分間の黙とうを行った。

 企画した生徒会の2年の生徒は「発生から15年たったが、震災は忘れてはいけないこと。風化させず多くの人に知ってほしい。また被災者の心にも、希望のともしびがともれば」と話した。

(2026年3月12日 中日新聞朝刊西三河版より)
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