スポーツ 2025.12.25
- この記事の関連校
- 岐阜聖徳学園高等学校 中部大学春日丘高等学校
岐阜聖徳学園ラグビー部 27日初戦 初の花園 旋風吹かせる

花園に向けて練習に励む岐阜聖徳学園フィフティーン=瑞穂市の朝日大ラグビー場で
岐阜聖徳学園のラグビー部は2002年、同好会として始まった。03年に部活動となり、佐藤監督も指導者として携わるように。「当初は勝つことを最優先にせず、競技の裾野を広げ仲間づくりをすることが1番だった」と振り返る。
転機は17年春。新入生の入部がなく、部員は3年生1人になった。「受け皿としての役割は終えた」と佐藤監督。秘めていた「日本一」を目標に再出発を決意した。県内外の中学生選手を勧誘し、着実に成長。23年には秋の県大会決勝に勝ち上がるまで力をつけた。
佐藤監督の熱意が共感を呼び、大学ラグビー界の強豪、朝日大(瑞穂市)は人工芝のラグビー場を練習に貸してくれた。コーチや大学生選手から教わることもある。夏合宿は九州に赴き東福岡(福岡)や大分東明(大分)など全国区のチームと練習をともにした。タックルはウエートトレーニングとともに正しい姿勢の維持に磨きをかけ、けがの予防につなげた。
現チームは1月の県新人大会、4月の7人制ラグビー県予選、6月の県高校総体を制した。11月の県大会決勝は雨中で展開ラグビーを押し通し、初の花園切符を獲得した。
坂部主将(3年)には花園の初戦へ特別な思いがある。相手の中部大春日丘は13大会連続15回目出場の強豪校。坂部主将は愛知県稲沢市出身で小学1年でラグビーを始め、中部大春日丘は進学の有力な選択肢だった。岐阜聖徳学園の佐藤監督から「岐阜の歴史を変える」と声をかけられ、双子の兄とともに進学先を決めた。
中部大春日丘とは6月の東海高校総体決勝で公式戦で初めて対決し、7-57で敗れた。坂部主将はけがで出場できなかった。巡ってきた再戦に「聖徳の名前を広めるためにも、倒さないといけない相手。勝ちを積み上げて聖徳旋風を吹かせられたら」と意気込んだ。
27日正午、大阪府東大阪市の花園ラグビー場第2グラウンドでキックオフ。
(2025年12月25日 中日新聞朝刊岐阜総合版より)
