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スポーツ 2025.12.25

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桜花学園高等学校 岐阜女子高等学校 中部大学第一高等学校

バスケットボール 全国高校選手権 岐阜女2回戦敗退

札幌山の手―岐阜女 第4クオーター、攻め込む札幌山の手・高橋優=東京体育館で

札幌山の手―岐阜女 第4クオーター、攻め込む札幌山の手・高橋優=東京体育館で

 全国高校選手権第2日は24日、東京体育館で女子2回戦が行われ、今夏の全国高校総体覇者の桜花学園(愛知)が柴田学園大柴田学園(青森)に96-56で快勝し、3回戦に進んだ。札幌山の手(北海道)は総体4強の岐阜女を83-74で破った。

 4連覇を狙う京都精華学園は日本航空石川を65-45で、総体準優勝の日本航空北海道は千葉経大付を94-80で退けた。

 男子1回戦は東山(京都)が中部大第一(愛知)を86-68で下し、勝ち上がった。

■札幌山の手 連日の強豪撃破

 日本航空(山梨)との1回戦を1点差でものにした女子の札幌山の手が、今度は実力校対決を制した。夏の高校総体ベスト4で、U18トップリーグ2位の強豪、岐阜女を撃破。勢いがつきそうな勝利に、高田コーチは「強化してきた守備が出せた」と喜んだ。

 1点ビハインドで迎えた第4クオーター。エース高橋が「守備の強度を上げよう」と声掛けし、コートに向かった。全員が粘り強く相手にまとわりつき、簡単にシュートを打たせない。岐阜女のペースを狂わせ、このクオーターで26-16と圧倒した。

 五輪でも活躍した町田(富士通)長岡、東藤(以上トヨタ紡織)らを輩出し、過去優勝2度。2023年も3位に入ったが、今年のチームは下馬評は高くなかった。26得点の高橋は「総体に出られなかった分、最後の大会に懸ける思いは誰よりも強い」と上位進出へ意気込んだ。

■4年ぶり優勝へ 桜花学園好発進

 夏の高校総体を制した女子の桜花学園が好発進した。17スチールを奪い、完勝。白慶花監督は「持ち味の激しい守備から速い展開に持っていくことができた」と納得顔だった。

 2021年大会以来の頂点を目指す。3年生ガードの浜田は「絶対的なエースがいない分、5人全員で得点するのが強み」と強調。2年生ガードの竹内は「選手層が厚く、交代してもスタメンと同じ強度でできる」と今年のチームの特徴を語った。

(2025年12月25日 中日新聞朝刊スポーツ版より)
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