一宮市日光町の修文学院高校で５日、自転車交通安全授業があった。一宮署の署員が、来春から自転車の交通反則切符（青切符）制度が始まることを解説。交通ルール順守を呼びかけた。

　授業には１、２年生約９４０人が参加。署の永谷武士警部補が青切符制度の導入で、携帯電話を使用しながら運転することや車道の右側を通行することなどが摘発の対象になることを解説した。

　永谷さんは「交通ルールを守ることで、つらい思いをせずに済む。高校の楽しい時期を交通事故で棒に振らないで」と訴えた。

　自転車通学をする同校１年の生徒（１６）は「交通ルールをしっかり理解して自転車を運転したい」と振り返った。

　市によると、市内の高校に通う生徒の自転車通学者数は約７６７０人。一宮市は警察と連携し、市内の高校に通う全生徒を対象に交通安全授業を行う方針。

（2025年12月12日　中日新聞朝刊尾張版より）

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