愛知県高校野球連盟は、来春の選抜高校野球大会の「２１世紀枠」県推薦校に扶桑町の誠信高を選んだ。

　２０１４年８月、同校硬式野球部では練習試合中の落雷事故で、当時高校２年の部員が命を落とした。この事故を教訓に安全対策を徹底。澤田英二監督（５５）は「野球に取り組める幸せを感じながらプレーしてきた。推薦してくれた方々へ感謝している」と話した。

　安全な練習環境の整備のほか、本年度の春季・秋季県大会ともにベスト８の結果を残したことも評価された。東海地区の候補校は来月１２日に発表され、来年１月３０日に「２１世紀枠」出場校２校が選ばれる。

（2025年11月8日　中日新聞朝刊県内総合版より）

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