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スポーツ 2025.11.04

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全国高校バスケ県予選 男子 中部大第一 女子 桜花学園 V

5連覇を果たした桜花学園のメンバー=稲沢市の豊田合成記念体育館で

5連覇を果たした桜花学園のメンバー=稲沢市の豊田合成記念体育館で

 全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)の県予選決勝と3位決定戦が3日、稲沢市の豊田合成記念体育館であった。男子は中部大第一(日進市)が3年ぶりに優勝、女子は桜花学園(名古屋市)が5連覇し、12月23~29日に都内で開かれる全国大会への出場権を得た。女子はさらに二つの出場枠があり、準優勝の星城(豊明市)と3位の名経大高蔵(名古屋市)が出場する。

 男子決勝は、5年連続で同じ組み合わせ。中部大第一は機敏な攻撃を意識し、第2クオーター(Q)終了時に45-33とリード。第4Qに桜丘の9連続得点で猛追されるも振り切った。深沢主将(3年)は「ウインターカップに絶対行ってやると思ってやってきたので、めっちゃうれしい」と笑顔。常田健監督(55)は「きょう一日は満点」とねぎらった。

 女子決勝は3年連続で同一カード。桜花学園はイシボ選手(3年)が序盤からゴール下で存在感を見せ、計20得点。86-59で快勝し、浜田ゲームキャプテン(3年)は「高さを生かしたプレーができた」と振り返った。白慶花(ペクキョンファ)監督(32)は「ウインターカップ優勝につなげるゲームという位置付けで戦った」と語った。

 3位決定戦は、名経大高蔵が安城学園(安城市)を86-65で破り、ウインターカップ初出場。竹田チームキャプテン(3年)は「目標としてきた場所に出場できてうれしい」と、うれし涙を流した。

 桜花学園が今夏、全国高校総体の東海ブロック大会で優勝し、さらに全国大会決勝に進んだことで女子の出場枠は計3枠に増えた。(加藤壮一郎)

(2025年11月4日 中日新聞朝刊県内総合版より)
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