松阪市内の中学校で、三重高校ダンス部による体育でのダンスの授業が始まった。１７日は中部中と飯高中であった。

　市内の公立中学校では、市制２０周年記念事業として「ダンスドリームプロジェクト」を実施。ダンス・ボーカルグループ「ＥＸＩＬＥ（エグザイル）」のＴＥＴＳＵＹＡさんが監修している教材を使用するなどしている。

　三重高ダンス部の授業はこの一環。中部中では１年生約１８０人に対し、部員６９人が参加した。ランニングマンと呼ばれるステップのコツなどを説明し、教材を見ながら一緒に踊った。最後には、ダンス部員がパフォーマンスを披露した。

　授業を受けた生徒（１２）はダンスを習っているといい「来てくれてうれしかった。基礎の動きがすごく分かりやすかった」と話した。ダンス部キャプテンの生徒（２年）は「明るい雰囲気、聞きやすい雰囲気を意識した」と振り返った。１２月にも市内の９校で、同部による授業がある。（芦原遼）

（2025年10月23日　中日新聞朝刊松阪紀勢版より）

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