お知らせ 2025.10.17
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初の文化祭前夜祭 迫力の手筒花火 名経大市邨高で豊橋松山奉賛会

生徒らの前で披露された手筒花火=名古屋市千種区の名経大市邨高で
2日間の日程で開かれる文化祭は以前、初日を締めくくる「中夜祭」があり、グラウンドから花火を打ち上げていたという。2009年を最後に中止されたが「もっと文化祭を楽しみたい」という生徒の声を受け、生徒会が前夜祭を企画。思い出に残る花火にしてもらおうと、PTAを通じて依頼を受けた奉賛会が火薬代のみで一肌脱いだ。
会場のグラウンドには生徒や保護者のほか、地域住民が詰めかけた。揚げ手10人が入れ替わり竹筒を抱え、火の粉を散らしながら勇壮な火柱を打ち上げると、「すごい」「やばい」と歓声が上がった。最後は打ち上げ花火も上がった。
生徒会長の3年生徒(18)は「大成功。迫力があってみんな楽しんでくれた。学校の伝統として続けてほしい」と満足げ。奉賛会の森田真佐彦さん(64)は「学校での披露はなかなかない。生徒たちも喜んでくれて、頼まれれば来年もやりたい」と笑顔を見せた。(小林大晃)
(2025年10月17日 中日新聞朝刊県内版より)