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スポーツ 2025.08.28

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清林館高等学校

全国トップ10入りを誓う 清林館高・チアリーディング部

ジャパンカップに向けて、練習に励むチア部の部員たち=愛西市の清林館高で

ジャパンカップに向けて、練習に励むチア部の部員たち=愛西市の清林館高で

■創部20年 初の男子加入で飛躍へ

 愛西市の清林館高校チアリーディング部が今年、創部20年を迎えた。若いチームながら“チアの甲子園”ともいわれる「JAPAN CUP 日本選手権大会」に、これまで11回出場する強豪に。28日に東京で開幕する今年の大会にも出場を決め、部員たちは「初のトップ10入りを目指す」とさらなる飛躍を誓う。(森健人)

 2006年の創部。妖精(ピクシー)のように舞ってほしいと「PIXIES(ピクシーズ)」の愛称で親しまれている。部員の多くは初心者だが「ひた向きに元気に、まじめに頑張る生徒が多い」(顧問の教諭)のが強みだという。コーチの卒業生や顧問による熱心な指導で、全国レベルのパフォーマンスを披露できるまでに成長した。

 ジャパンカップの予選にあたる中部選手権大会は6月に名古屋市内であり、チームは昨年に続き、過去最高タイの準優勝に輝いた。ジャパンカップでは予選が免除され、約30チームで競う準決勝(30日)から出場する。

 今年、チームに男子3人が加わった。全国クラスの強豪では一般的だが、同部では初めてのこと。人を持ち上げるパフォーマンスで高さを見せられるなど、演技の幅が広がった。男子部員で2年の生徒(16)も「男子が加わったメリットを生かしたい」と意気込む。

 目標のベスト10に入るためには、12チーム前後による決勝に進出する必要がある。中部選手権大会から演技の構成を見直し、さらなる加点を目指すピクシーズ。節目の年にふさわしい結果を残そうと、部長で3年の生徒(17)は「(より美しいパフォーマンスができるよう)細かい部分を準決勝までに仕上げたい」と力を込める。

(2025年8月28日 中日新聞朝刊尾張総合版より)
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