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高校野球 2025.08.26

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津田学園高等学校

憧れの甲子園で闘え幸せ 稲沢出身 津田学園の3選手報告

甲子園での健闘を加藤市長(右から3人目)に報告した、津田学園高校の(右から)伊藤選手、犬飼選手、桑山選手=稲沢市役所で

甲子園での健闘を加藤市長(右から3人目)に報告した、津田学園高校の(右から)伊藤選手、犬飼選手、桑山選手=稲沢市役所で

 23日に閉幕した第107回全国高校野球選手権大会に、三重県代表の津田学園高校(同県桑名市)メンバーとして出場した稲沢市出身の3選手らが25日、稲沢市役所を訪れ、甲子園の土を踏んだ喜びを伝えた。

 訪れたのは、いずれも3年でエースの桑山さん(18)、捕手の犬飼さん(18)、二塁手の伊藤さん(17)の3選手。出身中学は別々だが、偶然全員が同校に進学し、野球部で切磋琢磨(せっさたくま)してきた。

 甲子園では3人がレギュラー入りし、桑山投手は犬飼選手とバッテリーを組んで初戦を完投、伊藤選手は初戦のサヨナラ勝ちに貢献するなど、それぞれが大活躍した。

 桑山選手は「憧れの舞台を稲沢出身の3人で闘え幸せだった」と振り返り、犬飼選手は「(同郷の)2人に負けられないと思って頑張ってきた」、伊藤選手も「憧れの甲子園で普段とは違う力がみなぎった」とあいさつ。加藤錠司郎市長は「市民に勇気と感動をくれてありがとう」と健闘をたたえた。

 津田学園は初戦で叡明高校(埼玉)を延長十二回のタイブレークの末5-4で制した。2回戦は対戦相手の広陵高校(広島)が出場辞退し、不戦勝。3回戦で横浜高校(神奈川)に0-5で敗れた。(城石愛麻)

(2025年8月26日 中日新聞朝刊尾張総合版より)
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