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東濃出身6選手 甲子園で勇姿を 中京院中京「県外選手に負けない」

激励会で抱負を話す(左から)二村選手、鈴木選手、布谷選手、吉田選手=中津川市役所で
6人のうち4人は中津川市の中学出身、2人が多治見市の中学出身。前回、夏の甲子園に出場した2016年が2人(いずれも多治見市出身)だったのに比べると3倍となっている。
中津川市からメンバーに選ばれたのは、いずれも3年で、同市第2中学校出身の二村洸生(ひろき)内野手と布谷陸人外野手、坂本中出身の鈴木浩介外野手と吉田直哉投手。
二村選手は「中京には県外出身の選手が多いが、負けないように頑張る」と宣言。鈴木選手は「中津川の代表として豪快なフルスイングで本塁打を狙う」、布谷選手は「しっかり準備して自分らしくプレーする」、吉田選手は「チームに少しでも貢献して勝ちたい」と意欲を示した。
四人は小中学校時代から対戦したり、同じチームで戦ったりしてきた。鈴木選手は「最後の夏に四人そろってベンチ入りできるか不安もあった。甲子園では全員で活躍したい」と力を込めた。
多治見市からは、平和中出身で2年の元(げん)謙太選手と、陶都中出身で3年の宮本大地選手。2人は中学の時に野球チーム「東濃シニア」で一緒に練習を重ねた。
宮本選手は県大会ではサードランナーコーチを務めた。「最後の夏に甲子園に出場できたので、自分の役割をしっかり果たしたい」。元選手は2年生として唯一選出され「県外で野球をすることは考えなかった。地元出身として活躍する姿を見せたい」と意気込む。
初戦は大会6日目の11日、南北海道代表の北照と対戦する。午後1時開始予定。
(2019年8月9日 中日新聞朝刊東濃版より)