お知らせ 2025.06.18
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藤ノ花女子高生が十二単着付け体験 豊橋

十二単の着付けを体験する生徒=豊橋市老松町の藤ノ花女子高で
着付け教室「小林豊子きもの学院」中部本部(名古屋市)の4人が、五衣(いつつぎぬ)や打衣(うちぎぬ)、唐衣(からぎぬ)といった構成や約16キロに上る重さなど十二単について解説した後、生徒(17)をモデルに着付けを披露。同系色の着物を薄い色から濃い色へと順に重ねていく習わしも説いた。
この授業は1999年度に始まり、26回目。古典の授業の一環として平安貴族の服装や生活を肌で感じ、日本史や古典への関心を高めるのが狙いという。
十二単の着心地を体感した生徒は「布を踏んで歩くのがつまづきそうで昔の人の大変さが分かった。体験できてうれしい」と話した。(後藤優)
(2025年6月18日 中日新聞朝刊東三河総合版より)