お知らせ 2025.05.30
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台湾の高校生 皇学館中・高で交流 めんこと紙相撲 英語で紹介し遊ぶ

紙相撲で遊ぶ生徒たち=伊勢市の皇学館中で
教育旅行に参加したのは高雄市の市立楠梓(なんし)高級中学の生徒ら30人。26日に日本へ到着し、27日に伊勢市の伊勢神宮内宮を訪ねた。3月に皇学館中学・高校の生徒のうち希望者が国際交流の一環で楠梓高級中学を訪れており、その縁で今回の訪問が実現した。
この日は体育館で歓迎会があり、高校の吹奏楽部の演奏に合わせてダンス部が踊りを披露した。楠梓高級中学を代表して、2人の生徒がそれぞれ日本語と英語で「違った言葉を使うが、心の交流を通して互いに理解し、素晴らしい思い出を作れるよう願っている」とスピーチした。
台湾の生徒たちは、皇学館中2年の授業に参加。日本の生徒約20人がめんこと紙相撲を英語で紹介し、一緒に遊んだ。一行は近くの皇学館大佐川記念神道博物館も訪問し、日本の生徒が英語で説明した。
中学2年の生徒は「英語での説明は苦労したけど、皆優しくて理解しようとしてくれた。大人になったら台湾に行ってみたい」と語った。楠梓高級中学の一行は31日まで日本に滞在し、岐阜県や名古屋市などを回る予定。(大見亜蘭)
(2025年5月30日 中日新聞朝刊伊勢志摩版より)