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高校野球 2025.05.25

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高校野球 春季東海地区大会開幕 三重 4強入り

津田学園-中京 9回表、勝ち越し打を放ちガッツポーズの津田学園・石井=津市営球場で

津田学園-中京 9回表、勝ち越し打を放ちガッツポーズの津田学園・石井=津市営球場で

 第72回春季東海地区大会(中日新聞社後援)第1日は24日、津市営球場などで1回戦2試合が行われた。津田学園(三重1位)は7-4で中京(岐阜2位)に逆転勝ち、三重(三重2位)は3-2で聖隷クリストファー(静岡1位)にサヨナラ勝ちし、ともに準決勝へ進んだ。

 天候不良が見込まれるとして、1回戦残り2試合の岐阜城北(岐阜1位)-東邦(愛知2位)、豊川(愛知1位)-桐陽(静岡2位)は25日に順延となった。

■石井粘り決勝打 津田学園も突破

 自らの意志が乗り移ったかのように、打球は詰まりながらも三遊間を抜けた。4-4の9回1死二、三塁。津田学園の石井が決勝の左前打を放ち、「右手で押せた感触があった。執念を見せることができた」と胸を張った。

 打線は中京・鈴木のスライダーに翻弄(ほんろう)された。右腕に奪われた三振は6者連続を含む14個。3回以降、二塁すら踏めない展開が続いたが、追い込まれてからは低めのボールには手を出さないよう徹底。その効果が終盤に表れた。

 8回以降に一挙6得点。9回の石井も追い込まれてから粘り、最後は内角高めの直球をはじき返して試合をひっくり返した。佐川監督は「選手の修正力には目を見張るものがあった」とたたえた。 (郷司駿成)

▽1回戦
聖隷クリストファー(静岡) 010010000|2
三重 000002001x|3
(聖)高部-武智
(三)古川、三好、吉井-有原

津田学園(三重) 010000024|7
中京(岐阜) 003010000|4
(津)鈴木、丹羽、桑山-犬飼
(中)鈴木、西岡-古久保

(2025年5月22日 中日新聞朝刊19面より)
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