お知らせ 2025.05.20
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「教科書にないこと見る 大切」 犬山などで撮影 東邦高生モデルの映画公開
「なごや平和の日」(5月14日)の制定に尽力した東邦高校(名古屋市名東区)の生徒たちをモデルにした映画「80年後のあなたへ」が公開された16日、名古屋・名駅のミッドランドスクエアシネマで出演者らが舞台あいさつをした。全編が犬山市と名古屋市で撮影され、撮影の裏話や作品への思いを語った。(住彩子)
■「80年後のあなたへ」名古屋で舞台あいさつ
若手育成や地方創生を目的とした「私の卒業」プロジェクトの第6期作品で、戦後80年の節目に平和について考えてもらおうと、名古屋市や同市議会を動かした東邦高校の実話が選ばれた。「なごや平和の日」の14日は、名古屋城天守閣が焼失した日に当たる。
「平和の日」制定後の生徒たちが、平和活動や将来に向けて新たな一歩を踏み出す姿を描く。舞台あいさつには、脚本とプロデュースを務めた高石明彦さんと出演した渡辺このみさん、向井怜衣さん、岩崎碧さん、滝口芽里衣さん、皆瀬翔さん、村上なずなさんが集まった。
ラジオ局のディレクターを演じた皆瀬さんは、役を演じるに当たって戦争について調べ直し、「教科書に載ってないことがたくさんあった。自分の目で見ることが大切だと思った」と振り返る。生徒会長役の渡辺さんは「平和につながる前向きなメッセージを伝えたい。作品を見て明日を元気に過ごせてもらえたら」と期待した。
(2025年5月20日 中日新聞朝刊近郊総合版より)
■「80年後のあなたへ」名古屋で舞台あいさつ
若手育成や地方創生を目的とした「私の卒業」プロジェクトの第6期作品で、戦後80年の節目に平和について考えてもらおうと、名古屋市や同市議会を動かした東邦高校の実話が選ばれた。「なごや平和の日」の14日は、名古屋城天守閣が焼失した日に当たる。
「平和の日」制定後の生徒たちが、平和活動や将来に向けて新たな一歩を踏み出す姿を描く。舞台あいさつには、脚本とプロデュースを務めた高石明彦さんと出演した渡辺このみさん、向井怜衣さん、岩崎碧さん、滝口芽里衣さん、皆瀬翔さん、村上なずなさんが集まった。
ラジオ局のディレクターを演じた皆瀬さんは、役を演じるに当たって戦争について調べ直し、「教科書に載ってないことがたくさんあった。自分の目で見ることが大切だと思った」と振り返る。生徒会長役の渡辺さんは「平和につながる前向きなメッセージを伝えたい。作品を見て明日を元気に過ごせてもらえたら」と期待した。
(2025年5月20日 中日新聞朝刊近郊総合版より)