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お知らせ 2025.04.05

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高田高等学校

通訳ボランティア 「分かりやすく」 飯野高、高田高生

ICカードへのチャージ方法を教える高田高の生徒(左)=鈴鹿市の近鉄白子駅で

ICカードへのチャージ方法を教える高田高の生徒(左)=鈴鹿市の近鉄白子駅で

 多くの外国人が来場するF1日本グランプリ(GP)が開幕した4日、飯野高校(鈴鹿市)と高田高校(津市)の生徒たちが、鈴鹿市内の2駅と近鉄名古屋駅で通訳ボランティアをした。ボランティアは6日まで続け、最大で31人が市内の4駅と近鉄名古屋駅で外国人を案内する。

 通訳ボランティアは昨年に続き2回目。3日間で飯野高の英語コミュニケーション科19人と、高田高の英語部と有志の21人が参加する。最寄り駅となる伊勢鉄道鈴鹿サーキット稲生駅や、会場までシャトルバスが運行されている近鉄白子駅などに加え、今年は首都圏などからの来場客が利用する近鉄名古屋駅でも実施した。

 白子駅では高田高の5人が改札付近で通訳として参加し、シャトルバス乗り場への案内や、ICカードへのチャージ方法などを案内した。3年の生徒(17)は「分かりやすく大きな声ではっきりと、笑顔を意識して不安にさせないように心がけた」と話した。

 別の生徒(17)は、バス料金の支払い方法を尋ねられて教えた。「結構通じた。ワクワクしている様子を聞けて、いいなって思った」とほころんだ。(清水悠莉子)

(2025年4月5日 中日新聞朝刊三重総合版より)
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