■地下鉄桜山駅周辺で

　東日本大震災の発生から１４年となった１１日、享栄高（瑞穂区）の生徒と教員計約１００人が市営地下鉄桜通線・桜山駅（同区）の周辺で募金活動を行った。

　活動は生徒会が主導し、剣道部やソフトテニス部などの部員が参加。駅の出入り口付近に立った生徒らは、能登半島地震への募金と合わせ、通行人に協力を呼びかけた。

　活動は東日本大震災の発生年から続けており、これまで約３００万円が集まったという。生徒会副会長（１７）は「発生から１４年たった今でも危機感を忘れてほしくないという啓発の意味も込めている。一日も早く元の生活に戻れることを願っている」と話した。（郷司駿成）

（2025年3月12日　中日新聞朝刊市民版より）

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