四日市市日永東の建設業「ヤマザキ」は９月２５日、三十三銀行（本店・同市）の社会貢献型私募債を活用して、市内の海星高校にプリンター一式を寄付した。

　同社が発行した私募債の手数料の一部を使ってプリンターを購入。山崎福生社長（５５）が同校の卒業生だったため寄付した。

　同校であった寄贈式で目録を手渡した山崎社長は「母校に寄付できることはＯＢとしてうれしい。子どもたちのために微力ながら活用してくれれば」と語った。服部芳尚校長は「本当にうれしい。先生たちの印刷に使う」と感謝した。（秋田耕平）

（2024年10月4日　中日新聞朝刊北勢版より）