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高校野球 2024.08.15

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中京大学附属中京高等学校

甲子園きょう2回戦 展望は

「粘り強く戦いたい」と話す中京大中京の高橋監督=大阪市で

「粘り強く戦いたい」と話す中京大中京の高橋監督=大阪市で

 全国高校野球選手権大会に県代表として出場している中京大中京(名古屋市昭和区)は15日、2回戦で神村学園(鹿児島県)と対戦する。中京大中京の高橋源一郎監督と神村学園の小田大介監督に、相手チームの印象や展望を聞いた。 (聞き手・水谷元海)

■中京大中京・高橋監督 3点以内に抑え粘る

■神村学園・小田監督 走攻守そろった相手

 -相手の印象は

 高橋監督 強力打線。昨夏4強で、今春の選抜にも出場している。経験のあるチーム。

 小田監督 走攻守、レベルの高い選手がそろっている。粘り強いチーム。

 -初戦を終え、自チームの状況は

 高橋監督 甲子園独特の緊張感の中で疲労もあったが回復し、コンディションは非常にいい。

 小田監督 特に変わることなく、いつも通りの練習ができている。低くて強い打球が飛んでいる。

 -警戒する選手は

 高橋監督 まずは4番の正林輝大選手(3年)。1番の増田有紀選手(同)、2番の入耒田華月選手(2年)らを塁にためないことだ。5番の岩下吏玖選手(3年)も警戒している。

 小田監督 1番の神谷倖士朗選手(3年)。3番の山田頼旺選手(同)、4番の杉浦正悦選手(同)、5番の仲健太郎選手(同)も打っていて、彼らの前に走者を出したくない。

 -次戦で自チームの鍵となる選手は

 高橋監督 山田選手。愛知大会から打撃に苦しんできたが、きょう(14日)の練習もすごく良かった。

 小田監督 正林選手だが、対策されて鹿児島大会でも甘い球はこなかった。その前後がしっかり打ってくれればチャンスが広がっていく。打線の下位も、本来は上位でおかしくない選手を並べている。

 -目指す試合展開は

 高橋監督 失点をゼロに抑えられるとは思っていない。なんとか3点以内に抑えて、後半も粘って1点でも上回れるようにしたい。

 小田監督 失点を3点以内に抑えて、4、5点取れる野球をしたい。10年間毎年、練習試合をさせてもらい、勝てたことはないが、たくさんのことを学んだ。今回は神村らしい泥くさい野球でなんとか勝ちきりたい。

(2024年8月15日 中日新聞朝刊県内総合版より)

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