相手に与える印象や清潔感をテーマにした講座が５日、瑞穂区の名古屋経済大高蔵高校で開かれた。生徒たちは自分の顔のタイプや第三者から見た印象について学んだ。

　受験の面接や社会に出た際に生かしてもらおうと、企業や学校向けに研修を開く「Ｃ．Ｉ」（東区）が企画。同社の竹田浩一郎さん（４２）と小西陽子さん（４０）が講師を務め、２、３年生９００人が参加した。

　生徒たちは「顔タイプ診断」に挑戦。「子どもっぽいか大人っぽいか」「直線タイプか曲線タイプか」などの質問に答え、自身の顔を「フレッシュ」「チャーミング」「クール」「エレガント」のどれかに分類した。

　竹田さんらは、フレッシュタイプの場合、第三者からは「さわやか」「元気」などと見られやすい一方、「落ち着きがない」「子どもっぽい」との印象を持たれることもあることを紹介。「相手にどう見られるか知った上で面接に臨んだ方が効率が良い。自分の印象を知ることは武器にもなる」と語った。　（山野舞子）

（2024年7月7日　中日新聞朝刊市民総合版より）