自転車ヘルメット着用モデル校の委嘱式が西署であり、西区新道１の啓明学館高校に委嘱状が渡された。

　期間は１２月１９日までで、同校は自転車通学する生徒へ着用を呼びかけ、同署の交通安全キャンペーンにも協力する。

　萩原生之署長から委嘱状を受け取った生徒会長の３年生（１７）は「ヘルメットをしていない人も多いので、しっかり呼びかけていきたい」と話した。

　愛知県内で自転車に乗り交通事故で亡くなった人は、５月末時点で１０人に上り、全員がヘルメットを着用していなかった。萩原署長は「どれだけ気を付けて自転車を運転しても事故に巻き込まれることはある。自分の命を守るため、ぜひ着用を」と話した。　

（2024年6月25日　中日新聞朝刊市民版より）