お知らせ 2024.06.08
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熱田空襲79年 平和願う 中京大中京高生が犠牲者追悼
太平洋戦争末期、2,000人超が亡くなった「熱田空襲」から9日で79年となるのを前に、中京大付属中京高校(昭和区)の生徒会役員で1、2年生の11人が7日、熱田区千年1の熱田空襲跡の碑を訪れ、犠牲者の冥福を祈った。
空襲の犠牲者には、学徒動員された同校前身の中京商業学校の98人も含まれている。前期生徒会長で2年の女子生徒(16)が、爆弾の破片でできた傷痕が残る記念碑に、学校カラーの青と赤、白の折り鶴98羽を手向けた。慰霊のために近くに設置され、7月に撤去予定の地蔵前でも手を合わせた。
訪問に先立ち、朝の全校放送では女子生徒が戦争の悲惨さを認識し、平和な社会を願うメッセージを朗読。全校生徒で黙とうした。女子生徒は「ウクライナやイスラエルの様子を見ると、これが現実かと疑う。戦争がなくなってほしい」と話した。(角野峻也)
(2024年6月8日 中日新聞朝刊市民版より)
空襲の犠牲者には、学徒動員された同校前身の中京商業学校の98人も含まれている。前期生徒会長で2年の女子生徒(16)が、爆弾の破片でできた傷痕が残る記念碑に、学校カラーの青と赤、白の折り鶴98羽を手向けた。慰霊のために近くに設置され、7月に撤去予定の地蔵前でも手を合わせた。
訪問に先立ち、朝の全校放送では女子生徒が戦争の悲惨さを認識し、平和な社会を願うメッセージを朗読。全校生徒で黙とうした。女子生徒は「ウクライナやイスラエルの様子を見ると、これが現実かと疑う。戦争がなくなってほしい」と話した。(角野峻也)
(2024年6月8日 中日新聞朝刊市民版より)