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スポーツ 2024.05.28

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名城大学附属高等学校

体操で全国高校総体決める 体育館焼失の名城大付属高

 昨年の火事で練習場所の体育館を失った名古屋市中村区の名城大付属高体操競技部が、豊田市のスカイホール豊田で25日にあった県高校総体の団体戦で優勝し、10大会連続で全国高校総体(インターハイ)への出場を決めた。

 火事は昨年10月に起き、第2体育館が焼失。選手らは各地の練習場を転々としながら演技を磨いてきた。

 県高校総体の団体戦には7校が出場し、名城大付は6種目全てで1位で、唯一の合計200点超えとなる218.200点を記録した。5種目目のあん馬でメンバー4人全員が落下するアクシデントが起き、課題は残ったが、他の5種目ではそれぞれが安定した演技を見せた。

 顧問の西村隼教諭(39)は「全国では予選通過ぎりぎりの点数。さらに高めたい」と気を引き締めた。

 3年の主将(17)は「思い通り練習ができず、不安な時期もあったので少しほっとした。インターハイでも自信を持って頑張りたい」と意気込んだ。(古畑克真)

(2024年5月28日 中日新聞朝刊県内総合版より)

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