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高校野球 2024.05.20

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豊橋中央高等学校

全三河高校野球大会 豊橋中央 5年ぶり優勝 愛産大三河に7回コールド

愛産大三河-豊橋中央 4回裏豊橋中央1死一、二塁 右越えに3点本塁打を放つ佐藤=豊橋市民球場で

愛産大三河-豊橋中央 4回裏豊橋中央1死一、二塁 右越えに3点本塁打を放つ佐藤=豊橋市民球場で

■熱戦にスタンド沸く

 第150回中日旗争奪全三河高校野球大会(県高野連三河支部主催、中日新聞社共催)は19日、決勝と3位決定戦を豊橋市民球場で行った。決勝は豊橋中央が9-2で愛産大三河に7回コールドで勝ち、5年ぶりに優勝した。3位は三好を破った安城。個人の殊勲賞に佐藤(豊橋中央)、敢闘賞に末吉(愛産大三河)、打撃賞に神谷(三好)、丸地(愛産大三河)、松井(豊橋中央)各選手が選ばれた。(高木健吾)

■集中打で突き放す

 中盤の集中打で突き放した豊橋中央が愛産大三河を7回コールドで破った。

 豊橋中央は3回、成瀬、松井、近藤の適時打で逆転。1点差に迫られた4回も2本の適時打と、4番佐藤の右越え3点本塁打で5点を挙げて試合を決めた。

 愛産大三河は序盤を接戦に持ち込んだが、中盤以降に投手陣がつかまった。

■読み的中 勝負強さ発揮 豊橋中央 好機で本塁打の佐藤選手

 4回裏に2点を追加しなおも1死一、二塁の好機。豊橋中央の打席には4番佐藤選手(3年)。「思い切り振ってこい」という監督の指示を体現し、3点本塁打を右翼席に突き刺した。「ストライクを取りにくる場面。狙えると思った」と読みを的中させ、試合を決定づけた。

 大会最多2本塁打に加え、犠飛や適時打など全試合で打点を挙げた。秘訣(ひけつ)は「ランナーの状況や相手を見て打ち分けること」。夏に向けてさらに確実性を増すべく「打率4割以上」を目標に掲げる。持ち前の長打力に勝負強さを兼ね備えた4番が、夏もチームをけん引する。

▽決勝
愛産大三河 1001000|2
豊橋中央 003510x|9
(7回コールドゲーム)
(愛)竹村、今井-末吉
(豊)谷奥、小栗、内山-松井
本塁打 星野(愛)、佐藤(豊)

(2024年5月20日 中日新聞朝刊三河版より)

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