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お知らせ 2024.04.02

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安城学園高等学校

安城七夕まつりへ願い 安城学園高卒業生 主催者に改善策

レポートを提出する安城学園高の元生徒ら=安城市内で

レポートを提出する安城学園高の元生徒ら=安城市内で

 安城市小堤町の安城学園高校をこの春に卒業した元生徒らが、市の夏の風物詩「安城七夕まつり」をより良くするための案などを「七夕レポート」としてまとめ、3月30日、まつりを主催する協賛会に提出した。今後、三星元人市長ら協賛会関係者で共有されるという。(白名正和)

■シャボン玉飛ばしなど提案

 元3年13組の生徒ら34人が、全国的に有名な仙台市や一宮市、神奈川県平塚市の七夕まつりを見学した成果や、同校の生徒を対象にしたアンケート結果などを基に改善点などをまとめた。

 レポートでは、安城七夕まつりを訪れる目的が「屋台での飲食」が主になっているというアンケート結果をグラフを使って説明。今後のまつりに向けた提案として、児童が手作りしたジオラマ風の「額飾り」を会場に設置する▽願いを込めながらシャボン玉を飛ばす「願い事ナイトバブル」の実施▽まつりに関わりたい人が気軽に参加できる仕組みの構築-などを挙げた。

 報告書の提出は神谷さん、谷口さん、猫本さん、高原さんの4人が代表で行った。4人は「安城らしい七夕まつりにするために、『願いごと』という七夕本来の姿をテーマにしてほしい」と話し、後輩らにもまつりを良くしていくための活動に取り組むよう期待を込めた。

(2024年4月2日 中日新聞朝刊西三河総合版より)

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