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お知らせ 2024.03.22

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津田学園高等学校

津田学園中・高生が最高賞 植物「タデアイ」の生成物質量変化 研究

みえ探究フォーラムのポスター発表で県教育長賞に輝いた生徒ら=桑名市野田の津田学園で

みえ探究フォーラムのポスター発表で県教育長賞に輝いた生徒ら=桑名市野田の津田学園で

■みえ探究フォーラムで成果披露 桑名

 自由に選んだ課題を研究してきた中高生が成果を発表し合う「みえ探究フォーラム」で、津田学園中学・高校(桑名市)の生徒3人のチームが、総合的に最も優れた発表に贈られる県教育長賞に輝いた。植物のタデアイが葉の中で生成する物質の量が、どんな要因で変化するかを調べた。(大島康介)

 3人は高校1年の生徒(16)、中学3年の生徒(15)、中学2年の生徒(14)。サイエンスクラブの植物班に所属する3人は、タデアイが葉の中で生成するインジカンという物質に着目。虫に食べられたり、はさみで切ったりした葉は、何もしていない葉に比べてインジカンを多く含んでいることを実験で確かめた。

 考察では「昆虫の食害から身を守るためにタデアイがインジカンを生成しているのではないか」と結果を読み解いた。

 フォーラムは2月10日に津市で開かれ、県内の高校と中学計35校が出場。ポスター発表で計49チームが競う中、津田学園の3人が県教育長賞に選ばれた。高校1年の生徒は「この研究を3年間続けてきた。先生や仲間の協力がなければ成果を出せなかったと思うので感謝しています」と話した。

 15日には津田学園の探究発表会が開かれ、津田学園の生徒3人も発表した。校内で探究活動に取り組んできた他の7組も「ナガシマスパーランドをUSJやディズニーランドに匹敵する遊園地にするには」などのテーマで研究の成果を披露した。

(2024年3月22日 中日新聞朝刊北勢版より)

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