スポーツ 2023.12.25
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- 四日市メリノール学院高等学校
四日市メリノール学院 男子 全国で初白星 高校バスケ
■青洲に74-61
全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)は24日、男子県代表の四日市メリノール学院(四日市市)が、東京都渋谷区の東京体育館で山梨県第3代表の青洲(せいしゅう)と対戦し、74-61で全国大会初白星を飾った。
メリノールは第1クオーター(Q)に宇都宮選手(3年)のシュートで先制。激しい守備で相手の攻撃を防ぎ、序盤は試合を優位に進めた。中盤は攻め込まれる場面もあったが、終盤に立て直した。
次戦は25日、新潟県第1代表で前回覇者の開志国際と対戦する。
■けがのエース コートに立つ 残り45秒 塚松選手
残り45秒、エースの塚松選手(3年)が、右膝に黒いサポーターを着け、コートに立った。8月中旬に右膝前十字靱帯(じんたい)断裂のけがを負い、戦線を離脱。チームは「奎太をコートに立たせ、全国初勝利を挙げる」を合言葉に試合へ臨んだ。
第1Qから堅い守備で相手の攻撃を阻止。だが、勝ちを求めにいき過ぎて第2Q、相手に20得点を許した。「ディフェンシブルなチームだろ」。池田大輝監督が選手を鼓舞し、後半は持ち直した。全体でリバウンド47本、ブロックショットは5回を数えた。
■1年 選手 20得点
勝利には下級生も貢献。1年の選手は「ドライブや3点シュートがしっかりできた」と、3点シュート2本を含むチーム最多の20得点を挙げた。そして、12点差をつけた第4Q終盤に塚松選手が出た。
45秒間は「長いようで短い時間だった」とエース。「全員が協力して勝ったから、コートに立つことができた」とチームメートに感謝の言葉を口にした。
次戦の相手は前回覇者。主将(3年)は「チャレンジャーとして、受け身にならずに守備や攻撃を徹底して挑戦していきたい」と力を込めた。(秋田耕平)
(2023年12月25日 中日新聞朝刊広域三重版より)
全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)は24日、男子県代表の四日市メリノール学院(四日市市)が、東京都渋谷区の東京体育館で山梨県第3代表の青洲(せいしゅう)と対戦し、74-61で全国大会初白星を飾った。
メリノールは第1クオーター(Q)に宇都宮選手(3年)のシュートで先制。激しい守備で相手の攻撃を防ぎ、序盤は試合を優位に進めた。中盤は攻め込まれる場面もあったが、終盤に立て直した。
次戦は25日、新潟県第1代表で前回覇者の開志国際と対戦する。
■けがのエース コートに立つ 残り45秒 塚松選手
残り45秒、エースの塚松選手(3年)が、右膝に黒いサポーターを着け、コートに立った。8月中旬に右膝前十字靱帯(じんたい)断裂のけがを負い、戦線を離脱。チームは「奎太をコートに立たせ、全国初勝利を挙げる」を合言葉に試合へ臨んだ。
第1Qから堅い守備で相手の攻撃を阻止。だが、勝ちを求めにいき過ぎて第2Q、相手に20得点を許した。「ディフェンシブルなチームだろ」。池田大輝監督が選手を鼓舞し、後半は持ち直した。全体でリバウンド47本、ブロックショットは5回を数えた。
■1年 選手 20得点
勝利には下級生も貢献。1年の選手は「ドライブや3点シュートがしっかりできた」と、3点シュート2本を含むチーム最多の20得点を挙げた。そして、12点差をつけた第4Q終盤に塚松選手が出た。
45秒間は「長いようで短い時間だった」とエース。「全員が協力して勝ったから、コートに立つことができた」とチームメートに感謝の言葉を口にした。
次戦の相手は前回覇者。主将(3年)は「チャレンジャーとして、受け身にならずに守備や攻撃を徹底して挑戦していきたい」と力を込めた。(秋田耕平)
(2023年12月25日 中日新聞朝刊広域三重版より)