戦禍で人道危機に直面しているウクライナやパレスチナ自治区ガザを支援しようと、東海中学、高校（名古屋市）と愛知淑徳中学、高校（同）の生徒約２０人が２１日夕、同市のＪＲ大曽根駅前で募金活動をした。

　東海中生徒会が発案し、東海高や、普段から交流のある愛知淑徳中高の生徒と共同で実施することにした。生徒らは「戦争で困っている人のために、１円でもご協力をお願いします」と呼びかけ、通行人が応じると頭を深く下げていた。

　東海中３年の生徒は「多くの人が協力してくれてうれしい」と話し、愛知淑徳中３年の生徒は「人の優しさを感じ、私もこれから募金をしていきたい」と語った。集めた善意は国連児童基金（ユニセフ）に寄付する。

（2023年12月22日　中日新聞朝刊県内総合版より）