安城市桜町小学校で３日、学区内の子ども会によるクリスマス会が開かれ、児童や地域住民約１３０人が吹奏楽の生演奏やマジックショーを楽しんだ。

　近くの安城学園高校吹奏楽部の部員６５人は、サンタクロースの帽子をかぶってクリスマスソングなど計１１曲を披露。男子部員がダンスで曲を盛り上げた。

　ボランティアによる手品では、畳んだ新聞紙の中にワインの液体が消える演出も。消えた液体が新聞紙から再びコップに注がれると、「えー」と驚きの声が上がった。子どもたちは指に巻き付けた輪ゴムが別の指に瞬間移動したように見える手品も教わった。

　６年の男子生徒（１２）は「面白い部分と感動する部分のギャップが良かった。演奏も手品もすごく楽しかった」と話した。　（杉山果奈美）

（2023年12月4日　中日新聞朝刊三河版より）