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お知らせ 2023.09.06

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全国中・高ディベート選手権 東海中・高 11年ぶり同時優勝

伊藤会長(後列右から2人目)に大会結果を報告した生徒ら=名古屋市西区で

伊藤会長(後列右から2人目)に大会結果を報告した生徒ら=名古屋市西区で

 8月にあった「全国中学・高校ディベート選手権」で、東海中学校・同高校(名古屋市東区)がそろって優勝し、名古屋高校(同)が3位に入賞した。出場した生徒らが4日、東海地区予選に協賛した県宅地建物取引業協会(同市西区)を訪れ、伊藤亘会長(64)に喜びを伝えた。

 選手権は8月5~7日に千葉市の千葉大で開かれ、全国から中学24校、高校32校が出場。中学と高校の部門に分かれ、予選リーグと決勝トーナメントを戦った。1チーム4人で、中学は「鉄道運賃の自由化」、高校は「有罪判決を受けた者への電子監視制度導入」を巡り、肯定側と否定側に分かれて論戦を繰り広げた。

 東海中・高はESS部員が出場。同校としては11年ぶり2回目となる中高の同時優勝を果たした。部長の高校2年の生徒(17)は「今までの準備の成果が発揮できた」と話した。

 名古屋中・高は2018年創部の人文・社会科学研究部の部員らが臨み、高校で過去最高の3位に。部長の高校2年の生徒(16)は「熱意を持って取り組み、今までになく楽しかった半面、負けが悔しかった」と振り返った。

 伊藤会長は「皆さんの活躍で両校の名が全国に広まった」と祝福した。(水谷元海)

(2023年9月6日 中日新聞朝刊県内版より)

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