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高校野球 2023.07.02

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全国高校野球 愛知大会 梅雨空の下 熱戦幕開け 21試合が順延

雨天により会議室で行われた開会式で、選手宣誓する新川の奥田主将=パロマ瑞穂野球場で

雨天により会議室で行われた開会式で、選手宣誓する新川の奥田主将=パロマ瑞穂野球場で

■「未来の球児に思い伝承」 新川・奥田主将が選手宣誓 屋内で開会式

 第105回全国高校野球選手権愛知大会が1日、開幕した。全国最多の181校、173チーム(うち4チーム12校が連合チーム)が出場。甲子園出場を目指し、熱戦を繰り広げる。初日は雨天のため、8球場で1回戦21試合が翌日に順延。パロマ瑞穂野球場で2試合があった。

 雨天により開会式は、パロマ瑞穂野球場の会議室で、関係者のみが出席して開かれた。昨年優勝の愛工大名電・金森主将と、準優勝の東邦・石川主将が優勝旗や盾を返還した。

 新川の奥田主将が選手宣誓を務めた。今年から声だし応援が解禁され、新型コロナウイルス禍前のような大会の姿に戻りつつあることに触れ、「高校野球に恩返しをするため、この大会を通じて未来の高校球児に対して思いを伝承していくことがわれわれの使命」と力を込めた。「また野球ができる喜び、感謝を家族、仲間、恩師らに伝えるとともに、県民に勇気を与え続ける最も熱い最高の夏にする」と誓った。

(2023年7月2日 中日新聞朝刊県内版より)

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