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お知らせ 2023.06.01

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海星高等学校

カフェや自習室 若者の声を 海星高生 新図書館で四日市市へ要望

生徒から出た意見を森市長に紹介する生徒たち、日下代表=四日市市役所で

生徒から出た意見を森市長に紹介する生徒たち、日下代表=四日市市役所で

 四日市市追分の海星高校の生徒らが31日、市役所を訪れ、市が計画する新しい図書館への要望書を森智広市長に手渡した。市民に愛され、活用される図書館を目指し「市民参加の図書館づくり」を求めた。

 同校では3月、当時の1、2年生計260人が参加して新図書館へのアイデアや意見を出し合った。市民団体「ライブラリーフレンズ四日市」が市内各地で開いているワークショップ「らいぶらりぃとーく」の一環。飲食店やカフェの設置や、自習室の改善などの要望が寄せられた。

 この日は、生徒を代表して3年の女子生徒(17)と2年の男子生徒(17)が来訪。佐々木さんは「勉強を教え合うようなスペースがほしい」と意見を紹介した。村山さんは「このような機会をいろんな場所で開催すれば、より良い案が集まった図書館になるのでは」と提案した。ライブラリーフレンズ四日市の日下由紀子代表は、行政・図書館・市民団体が協力してシンポジウムを開くことを提案。「市民が愛着の持てる図書館になってほしい」と求めた。

 森市長は「多くの意見をいただき、若い世代のパワーを感じた。今後、市民の声を聴く機会を予定しているので、また力を貸してもらいたい」と応じた。(片山さゆみ)

(2023年6月1日 中日新聞朝刊北勢版より)

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