お知らせ 2023.05.20
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闇バイト 人ごとじゃない 注意!! ニセ電話 詐欺摘発 少年の割合急増
■愛工大名電高生 チラシ配り啓発
ニセ電話詐欺に関わったとして、今年摘発された少年の全体に占める割合が、昨年と比較して2倍になっていることが県警への取材で分かった。県警は、背景に交流サイト(SNS)で実行犯を募る「闇バイト」の広がりがあるとみており、若者への啓発に力を入れている。(下條大樹)
県警によると、昨年にニセ電話詐欺で摘発した166人のうち、少年は約1割に当たる18人だった。これに対し、今年1~4月のニセ電話詐欺摘発数は暫定値で60人で、そのうち少年は12人と、2割を占めた。少年は逮捕されるリスクが高い「出し子」や「受け子」によく利用されるという。
こうした状況を受け、名古屋・千種署は18日、名古屋市千種区の愛工大名電高に依頼し、生徒ら10人と学校近くの市営地下鉄池下駅周辺で啓発活動を実施した。
生徒たちは駅を利用する同級生らに「闇バイトに加担しないで」と呼びかけながら、署が作成した啓発動画のQRコードが記されたチラシを配布した。
生徒らは配布前に動画を視聴。署員は「SNSを使う世代にとって、闇バイトに加担してしまうことは人ごとではない」と訴えた。3年の生徒は「闇バイトが身近にあることを知り、気を付けたいと思った。しっかりとした大人になりたい」と話した。
(2023年5月20日 中日新聞朝刊県内版より)
ニセ電話詐欺に関わったとして、今年摘発された少年の全体に占める割合が、昨年と比較して2倍になっていることが県警への取材で分かった。県警は、背景に交流サイト(SNS)で実行犯を募る「闇バイト」の広がりがあるとみており、若者への啓発に力を入れている。(下條大樹)
県警によると、昨年にニセ電話詐欺で摘発した166人のうち、少年は約1割に当たる18人だった。これに対し、今年1~4月のニセ電話詐欺摘発数は暫定値で60人で、そのうち少年は12人と、2割を占めた。少年は逮捕されるリスクが高い「出し子」や「受け子」によく利用されるという。
こうした状況を受け、名古屋・千種署は18日、名古屋市千種区の愛工大名電高に依頼し、生徒ら10人と学校近くの市営地下鉄池下駅周辺で啓発活動を実施した。
生徒たちは駅を利用する同級生らに「闇バイトに加担しないで」と呼びかけながら、署が作成した啓発動画のQRコードが記されたチラシを配布した。
生徒らは配布前に動画を視聴。署員は「SNSを使う世代にとって、闇バイトに加担してしまうことは人ごとではない」と訴えた。3年の生徒は「闇バイトが身近にあることを知り、気を付けたいと思った。しっかりとした大人になりたい」と話した。
(2023年5月20日 中日新聞朝刊県内版より)